方針管理【QC検定3級14日目】

方針管理

経営目的を達成するために行われるすべての活動

方針

企業トップにより正式に表明された使命、理念、ビジョン

方針の策定

課題、目標、方策を策定すること
方針=目標+方策
方針の例
  1. 目標:営業利益率の向上
  2. 方策:①原価低減 ②新製品の市場導入 ③製品の拡販
方策の例
  1. 製造原価低減
  2. 目標:15%削減
  3. 期日:○○年3月末

方針の展開

下位の課題、目標、方策へと展開すること

方針管理

  1. 社長が課題と目標を提示する
  2. 各部門に展開する
  3. 計画どおり実施できているかチェックする
  4. 期末に総合的なチェックを行う
  5. 目標未達の要因解析を行う

管理項目の設定

  1. 目標ごとに決める
  2. 進捗を確認するための項目であること
  3. 結果を導く要因を管理項目に含める

トップマネジメントによる診断

トップマネジメントは診断を実施することが望ましい
  1. 計画のレビュー
  2. メンバーはトップを中心とした幹部
  3. チェックリストを準備する
  4. 問題点の指摘とアドバイス
  5. 良い点も指摘する
  6. アクションプランを提出させ、フォローアップする

方針管理の留意事項

  1. 重要なテーマに絞る
  2. 自部門中心から始める
  3. 目標を達成する方策を検討する
  4. 計画段階から話し合う
  5. 改善・改革の結果が維持できるように歯止めをかける
  6. 1年ごとに行う

日常管理

日常やらなければならない活動を管理すること

SDCA

Standard, Do, Check, Act

維持のための管理

一定の水準を保っているかグラフで判断する

改善のための管理

目標を達成しそうかをグラフで判断する

管理項目の種類

  1. 管理間隔による種類:年次管理項目、月次管理項目、日常管理項目
  2. 管理対象による種類:品質関連、原価関連、生産性関連、安全関連
  3. 管理目的による種類:維持の管理項目、改善の管理項目
  4. 管理派生による種類:日常管理上の管理項目、方針管理上の管理項目
管理時点による種類:原因系(プロセス系)の管理項目、結果系の管理項目

点検項目

原因系の管理項目

管理項目一覧表

管理項目を一覧できるようにした表

日常管理の一般的な実施手順

  1. 職務の明確化:他部門に対してどのような役割・機能を果たしているか
  2. プロセスの明確化:プロセスを分割し各々の活動内容を文書化
  3. 管理項目の策定:顧客にとって重要で、プロセスの不安定さを的確にとらえられるか
  4. 管理水準の設定:現行のプロセスの実力、検出すべき以上の性質によって中心線と限界値を決める
  5. 異常の検出:検出すべき異常の性質と頻度と群分けでチェックする
  6. 異常原因の除去:異常の原因となった条件がばらつかないような処置をプロセスに対してとる
  7. 効果の確認と管理水準の改訂:プロセスの標準および管理水準を改訂する

変化点管理

4Mが変化する時点のこと
故障、作業の中断、引継ぎ・交替時、図面変更、工程変更、環境の変化への対応が不適切であった場合に不具合・異常が発生する。このような変化点を早めに把握・監視して適切な対応をすること

日常管理と方針管理

日常管理はさらに好ましい状態への改善も含まれる
方針管理は現状を打破するレベルの改善を取り上げる

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