新QC7つ道具ー6.アローダイアグラム法【QC検定3級33日目】

新QC7つ道具

  1. 親和図法
  2. 連関図法
  3. 系統図法
  4. マトリックス図法
  5. マトリックス・データ解析法
  6. アローダイアグラム法 ←今ここ
  7. PDPC法

アローダイアグラム法

日程計画を表すために矢線を用いた図

使用シーン

  • 日程計画及び管理
  • 特定の計画を進めていくために必要な作業の関連が知りたい
  • 最適な日程計画をたて効率よく進捗を管理する
  • 目標を達成する手段の実行手順、所要日程、その短縮の方策を検討する

アローダイアグラムの作り方

  1. 左端に①、その上に0⃣0⃣とおく
  2. 実際の作業を実線の矢印とし右にむけて伸ばす
  3. その上に作業名を描く
  4. その下に作業所要日数を描く
  5. 矢印の先に②をおく。
  6. 5の右上に最早結合点日程(早くてもこの日からでなければ開始できない日程)の数字を記入し四角で囲む
  7. 6の下に最遅結合点日程(遅くてもこの日までに終了していないければならない日程)の数字を記入し四角で囲む
  8. 2~7を繰り返し作業工程を表現する
  9. 分岐を作って同時進行を表す
  10. 破線の矢印は作業の順序関係を示す実際には作業がない経路
  11. クリティカルパス(最も日数のかかる経路)は太い実線の矢印で示す

アローダイアグラム法の特徴

  1. 詳細な計画を立てることができる
  2. 計画の段階で案が見直しやすく、最適な計画を立てることができる
  3. 実施段階での状況の変化、計画の変更などの対応がしやすい
  4. 作業遅れの全体計画への影響が分かりやすく、アクションを取りやすい
  5. 計画の規模が大きいほどその真価が発揮される
  6. 進捗管理の重点が明確になるので効率の良い管理ができる

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